映画館で見るべき映画。

新潟・市民映画館シネウインドで
デビット・リンチ監督の<インランド・エンパイア>を観た。

3時間にわたる作品。

正直キツそうだなぁと身構えて観はじめた。
お、やっぱりでてきたなって感じの支離滅裂発言なおばさん。
現実と妄想が入り混じりいつの間にかその境界もあいまいに。

途中からストーリーを追うことはやめにして
ただただスクリーンに繰り広げられる映像と音に集中する。

意味わかんないよーって叫びたくなったけど
観終わって拍手したくなるような作品でした。

なんだかカッコいいんですよ。

でもって、これは映画館で見るべき作品だなと思った。
家みたいな自分が一番リラックスできる空間では
この映画はぜったい楽しめません!

脳ミソを覚醒させて肌の表面に鳥肌立てて観ましょう!


そうそう。すっかり忘れてたけど
裕木奈江がでてます。

▼久々に観たくなりました。

マルホランド・ドライブ マルホランド・ドライブ

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<ベルリン・フィルと子どもたち>

仕事柄、公開された時から気になっていたけれど
ドキュメンタリー映画が苦手な私。

昨日NHKBS衛星劇場でやっていたので気軽に観てみました。

いやー、おもしろかった。

サイモン・ラトルがとっても魅力的な人ですぐに引き込まれた。
そして彼とは対照的なキャラなんだけど思慮深く、大きな愛情を持ってる
振付師のロイストン・マルドゥームがとてもかっこよかった。

夕暮れの動物園で象を見ながら語るシーンが好き。

内容はいかにもやる気のなさそうな下流階級の子どもたちを相手に
<春の祭典>というストラヴィンスキーのバレエを
6週間のレッスンで作り上げていくドキュメンタリー。

ま、お決まりといえばお決まりな展開なんだけど
大勢の人たちがひとつのものを創り出していくパワーに
観ているほうも素直に熱くなれます。

そして<子ども>って言うからちびっ子をイメージしてたけど
15~20歳くらいの多感なお年頃の少年少女が
クローズアップされているので見ごたえ充分。

250人の子どもに対して1時間45分というのはかなりコンパクトな感じだけど
彼らを通してこのプロジェクトに関わったほかの人たち
一人一人のドラマも想像して改めて感動してしまいます。

なにかを諦めてしまいそうなときに力になってくれる映画。

ベルリン・フィルと子どもたち スタンダード・エディション ベルリン・フィルと子どもたち スタンダード・エディション

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<恋愛睡眠のすすめ>

もう新潟で上映はないだろうと諦めていました。
もうじきDVDもでるし・・・
が、9/1からユナイテッドシネマで上演決定!
喜び勇んで観に行きましたよ
<恋愛睡眠のすすめ>。

ビョークのPVや<エターナル・サンシャイン>を撮ってる
ミシェル・ゴンドリー監督作品。
主演は今気になる濃い系俳優
ガエル・ガルシア・ベルナル。
彼が恋する相手は永遠の少女シャルロット・ゲンズブール。

フワフワかわいくてヴェリースイートなメルヘンを想像していたら
意外にもブラック&ビターでドライな妄想系おたくな映画でした。
その辺がミシェル・ゴンドリーらしい。
全体的にキッチュな魅力満載です。
日比野克彦ばりのダンボール作りのテレビスタジオや
青や透明なセロファンで水を表現するシーンは好きだったな。

それにしてもシャルロットですよ。
ちょっとシワっぽくなってたし、確かに老けました。
でも、前からそうだったといえばそうだとも思え
はかなげな佇まいはやっぱり少女のようです。
声がかわいいんだな。うん。

シャルロットのニットのミニワンピ姿は萌ポイントです。

乙女系女子、妄想系男子にオススメ。

▼こんなのあり!?ってなくらい手抜きなパンフ(泣)
Img_0777

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<赤い文化住宅の初子>

久々の新潟市民映画館シネウインド。
さすがに年季が入ってきましたね。

<赤い文化住宅の初子>は
父は蒸発、母は過労死、高校中退で働く兄と
高校受験を控えた中学3年生の初子の物語。

まーとにかく貧乏なんです。
暗くてドン臭くてとりえもない女の子。
赤毛のアンは嫌いといいながらも
日々ささやかな妄想をしている。

初子役の東亜優がなかなかよかったな。
燃えるアパートを見つめる表情の大写しは
セーラー服と機関銃の薬師丸ひろ子を思い出させました。

カイ・カン。


原作は漫画みたいですが
タイトルの赤い文化住宅というのは
映画ではあんまりわかんなくて
赤毛のアンや赤貧や火事の赤なのかなぁとか
妙に気になって考えちゃってました。


さて、シネコンの予告で観たいと強く思うものがなかなかないけど
やっぱりシネウインドは気になる映画がいっぱいだなぁ、と。

これでもうちょっと環境がよくなればいいのに。

後半スクリーンの明滅が気になっちゃって。
具合悪くなりそうで音だけ聞いてチラ観してました。
これってもともとフィルムがそうなってるのかな?
それとも映画館の問題?

相方は気にならなかったみたいですが・・・

▼限定マッチをもらっちゃいました。
Img_0491

マッチをすれば素敵な夢が見れるの。

って、いつの間にマッチ売りの少女と
イメージがかぶってる。


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映画人生

家族で見た寅さんとルパン三世にはじまり
タロとジロの<南極物語>、
近藤真彦と中森明菜の<愛旅立ち>
同時上映は<うる星やつら>ときて
気がつけばお年頃に。
映画はデートのツールでしかなく
恋愛ものホラーなどを相手によって選び分けていたあの頃。

同時にもっと自分にぴったりくる映画もあるはずと
新潟市民映画館シネ・ウインドの会員になって
一人でポツポツと通い始めたあの頃。

あの時が私にとって映画ビッグバンといえるかな。
一つ見ると3つくらい予告があるから
ねずみ講のごとくどんどんのめりこんでいった。
<こうのとり たちすさんで>を
新潟・フェイズに観に行ったくらい
なんでも見た。

そこで出会ったレオス・カラックスの
<ポンヌフの恋人>は衝撃的だった。

ドニ・ラヴァンの強烈な個性と
ジュリエット・ビノシュのピュアさ加減が
デビット・ボウイの疾走感あふれる音楽とあいまって
画面から激しくほとばしってきた。

たぶん20歳。
出会ったときがよかった。

今観るべき映画を観逃さない嗅覚をもとう。


ポンヌフの恋人 ポンヌフの恋人

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<ティファニーで朝食を>

いまさらですがBS2の衛星映画劇場で観ました
<ティファニーで朝食を>。

いやー想像以上に楽しかったぁ。
(以下ネタバレ注意)

冒頭、車も人もいない早朝のニューヨーク5番街。
ティファニーのショーウインドウを覗き込む素敵なドレスの女性。
大きめのサングラスをかけたオードリーが
おもむろにクロワッサンを取り出してパクっとかじる。

ああ、これがティファニーで朝食をね、と。

もうこのシーンだけで引き込まれました。

■お気に入りポイント
・ティファニーがお菓子のおまけの指輪に刻印してくれるところ
・ドレス全部。特にピンク色のドレスとおもちゃっぽいティアラがかわいい!
・投げられて窓に張り付く茶虎のネコちゃん
・雑貨屋(文房具店?)でお面を万引きするところ
・窓辺でムーンリバーを弾き語るオードリー
・上階に住む変な日本人
・マフィアのボスが入っている刑務所の名前=シンシン

早い話が売れない作家と貧乏モデル(女優?)の恋愛ストーリーなんだけど
ぜんぜん、貧乏に見えないからね。二人とも。
悲壮感ゼロのあっけらかんとした楽しいコメディになってます。

いや、途中いろいろあったか。
14歳で結婚した旦那が連れ戻しにきたり
弟が死んだり、パトロンのおばさんとの別れとか
マフィアの手先と間違われて逮捕されたり・・・

でも、すべて明るく前向きに乗り越えるオードーリー。
かわいい。

ああ、もう一回みたいな。
とにかくオシャレで楽しい映画。

トルーマン・カポーティ原作なので
そっちも読んでみよっと。

ティファニーで朝食を ティファニーで朝食を

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著者:カポーティ,竜口 直太郎
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晩秋

BS2衛星映画劇場でやってた「晩秋」に泣いた。
原題は「Dad」。

男目線の家族のお話。

妻がいないと何にもできない祖父。
家庭より仕事をとって離婚した父。
メキシコでモラトリアムしたい息子。

祖母の病気をきっかけに
3世代の男たちが心を通い合わせる。

おじいちゃん役のジャック・レモンさん。

ボケ?老人→家事にチャレンジ→キャッチボールもしちゃうよ→
ガン告知→手術をするも精神的ショックから意識戻らず→
ある日突然復活→人が変わったように元気→
アロハシャツで腕立て伏せしちゃうよ→へんな日本語を勉強・・・

と、難しい役を次々とキュートにこなしていてすっかりハマりました。

息子役にきゃっ若〜い、超かわいー、イーサン・フォーク。
義弟役にまだハゲてなーい、ちょいメタ、ケビン・スペイシー。
で、肝心の主役の俳優さんはよくわかりませんです。

ジャック・レモンさん注目です。


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